中西典子『犬のモンダイ行動の処方箋』の感想
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ドッグトレーナー 中西典子さんの『犬のモンダイ行動の処方箋』1・2を読みました。
実際にあったエピソードを通して、犬のしつけやトレーニング方法が紹介されています。
エピソードの最後に、ヨギトモコさんの可愛いイラストの漫画もついており、活字の本が苦手な私にも楽しく読めました。
犬のモンダイ行動の処方箋のしつけ方
犬のモンダイ行動の処方箋 中西典子さんのしつけ方は、オーストラリアの『ドッグテックインターナショナル』のやり方がベースとなっています。
悪い事をしたら、「マズルを掴む」「仰向けにして押さえつける」など、犬が嫌がるようなしつけ方ではなく、おやつで褒めてしつけるやり方です。
他のしつけ本と違う所・よかった所
問題行動のエピソードでは、犬種や年齢、性別も紹介されているので参考になると思います。
パグのエピソードはありませんでしたが・・。パグはしつけやすい子が多いのかな〜笑
それと、しつけ・トレーニングの効果が出るまでの期間も紹介されている所が他のしつけ本と違う所だと思います。
しつけの方法や、期間は、それぞれの犬によって違うと思いますが、目安として、この方法をこの位の期間行って効果があった、というのは知りたい所ですよね。
ガウ缶トレーニングが面白い
1番印象的だったのが、『犬のモンダイ行動の処方箋1』のP28から紹介されている「ガウ缶」を使ったトレーニング方法です。
犬が問題行動をおこしたら、「ダメ!」など決まった言葉で合図を出すのですが、それだけで問題行動が収まらなかった時に「ガウ缶」を使います。
ガウ缶とは、スチール製の空き缶に、10円玉や100円玉を20枚位入れたものです。
犬が興奮して吠えている時に、「ガシャン」と犬に向かってガウ缶を鳴らします。すると犬が驚いて吠えるのを辞めるそうです。
実家で飼っていたチワワも他人が家に来たら吠えていたのですが、ガウ缶でしつけれたのかな・・・?
ガウ缶は実際に試してみたいトレーニング方法でした!
1を見てから2を見るべき!
『犬のモンダイ行動の処方箋1』の中で紹介されている「ベースプログラム」が、重要なポイントみたいで、2でもベースプログラムについてチョコチョコ出てきました。
ベースプログラムについては『犬のモンダイ行動の処方箋1』の中でしか紹介されていないので、1を見てから2を見た方がわかりやすいと思います。
誰もが「あるある~」とうなずく実例をもとに、ベテラントレーナーが「ステキな飼い主への変身法」を伝授。