青井すず『犬が死ぬとき後悔しないために』を読んだ感想と内容メモ
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獣医師 青井すずさんの『犬が死ぬとき後悔しないために 獣医師が教える、愛犬を長生きさせる方法』を読みました。
みんながよく知っている当たり前の知識とかもあるのですが、知っているとやっているは違いますし、それがなぜ必要なのかがこの本には書かれています。
犬が死ぬとき後悔しないために
この本の目次です。
- あまり散歩にいかなかったこと
- ブラシを毎日かけてやらなかったこと
- 歯を磨かなかったこと
- おやつ・おもちゃ選びを間違えたこと
- 遊びに連れていってやれなかったこと
- 信頼関係をつくれなかったこと
- 気持ちを理解しなかったこと
- 約束を守れなかったこと
- 愛情に気がつかないでいたこと
- 食べさせすぎてしまったこと
- 良いドッグフードを選ばなかったこと
- 知らないうちにストレスをかけたこと
- インターネットにだまされたこと
- 老いに気がつかなかったこと
- 病気を見逃していたこと
- 病院を適当に決めたこと
- 獣医の言うことを守らなかったこと
- 不注意で事故にあわせたこと
- 病気をあきらめたこと
- 最期を決断できなかったこと
- 安楽死を決めたこと
- 死を乗り越える術を知らなかったこと
- 思い出を封印したこと
ドッグフードは完璧な栄養バランスでつくられている
人間にも言える事ですが、犬もバランスの良い栄養を摂取する事が大切です。
健康によいと言われているものでも、大量に摂取する事で、バランスが偏っていまい、逆に不健康になってしまいます。
ドッグフードは、完璧な栄養バランスでつくられているので、安易な判断で、トッピングやふりかけをかけたりすると、逆にバランスが崩れて病気になるリクスが高まるそうです。
ドッグフードを選ぶ時のポイントは、以下の通りです。
- 「総合栄養食」と記載されたもの
- ドッグフードに対する歴史が長く研究・実績があるもの
- 無添加・無着色のフード
- 犬の年齢・種類・体調に合わせたもの
犬の手作りごはんについても書かれていて、栄養バランスよく作るには素人には難しい・・・との事です。
手作りごはんは、きちんと勉強をした上で、誕生日や記念日など、特別な日のご褒美として与えるようと思いました。
おやつ・おもちゃの硬さに気をつけようと思った
犬は人間より噛む力が強いから、おもちゃも硬い方が歯に良いと思っていたのですが、歯の硬さは犬より人間の方が硬いそうです。
硬すぎるおやつやおもちゃで歯が欠けてしまう事も多いそうです。
実際に以下のような物で犬の歯は折れてしまうそうです。
- プラスチックのおもちゃ
- 木のおもちゃ
- 落ちていた石
- ペットボトルのフタ
- ラップフィルムの芯
- ボールペン
えー!こんな物でも歯が折れるのーー!!とショックでした。
やっぱりコングのような強力なゴムでできたおもちゃが1番安心なのかなと思いました。
犬に適切な硬さのおやつやおもちゃの見分け方は、
人間の手の力で【曲げれる・へこむ・折れる】のどれかができる位の硬さが好ましいそうです。
病気のこと・死のこと
昔飼っていたフェレットで、1週間延命するのに20万円の治療費を親に払ってもらって、毎日病院通いで注射打って薬投与していた事があったのですが、結局延命できずに亡くなってしまった事があったんです。
その事で親とフェレットに申し訳なかったな、とずっと思っていました。
でも、この本に、
- ペットはどんな状況であれ、生きたいと思っている
- どれだけできる事をやりきったかが、後悔しないためにも大事
という事が書かれてて、ちょっと肩の荷がおりたというか、お金とか、延命できた・できなかったの結果とかじゃなくて、できることを「やってよかったよね」って思えるようになりました。
うちに来てよかったと思ってもらうために
私はこれからパグを飼うのですが、パグが幸せな犬生を送るために、常に向上心を持って勉強に励む事と、毎日のお世話をがんばろーと思います。
そして、お金の事で後悔は絶対したくないので、パグのため、わたしのため、恵まれないワンコのために、いっぱい稼ぐぞーーー!!
犬が死ぬとき後悔しないために 関連リンク
犬・猫・ウサギに3年長生きしてもらう秘訣~ペットと長生きブログ~
著者の青井ずすさんのブログ。犬だけでなく、猫の情報も。メルマガ・ブログ共に現在更新止まってます。
犬と人間の年齢換算表
犬の年齢を人間に換算した表です。この換算表をつくったと言われる、米国ペンシルバニア州にある、アーク動物病院(Ark Veterinary Hospital)のHPのリンクです。
犬の十戒
犬を飼う人まはずはじめに読んでおくべきと紹介されている詩です。リンク先は著者不明の英文の詩を日本語訳をされている方のサイトページです。
虹の橋
ペットロスの辛さをやわらげてくれると紹介されている詩です。著者不明の詩ですが、動物を愛する人々の中で世界中で広がっています。リンク先は日本語訳をされている方のサイトページです。(犬の十戒と同じサイト)
獣医師でもある著者がこれまでに経験してきた実話をもとに、愛犬をいかに健康で長生きさせるかを考察します。